歯根端切除術について

歯根端切除術は根の先に溜まった膿の袋を歯茎の方から切開を入れて取り除き、感染した根の先の一部を切断する方法です。歯科医によって、根管治療機器が必要です。

歯の根の先に膿が溜まったいる場合は、まず根の中を消毒する根管治療を行います。しかし、根の治療だけでは膿が完全に取りきれない場合に、歯根端切除術を行い外科的に膿の袋を除去する必要があります。

　また、歯にかぶせものを入れた後で根の先の炎症がおこった場合、内部の土台がしっかり深くまで入れてあり、除去が困難なケースがあります。穴の開いている部分から細菌が感染し、歯茎が腫れてしまいます。歯茎を切開し、穴が開いている部分をセメントで埋めて、歯根端切除術をすると腫れが改善します。

　歯根端切除術の方法は、歯の根元の悪い部分を切除する為、歯茎を切開して、歯の根元を露出して歯根の病巣を切除した後、歯管を綺麗に埋め戻し、その後歯茎を元の位置に戻し縫合します。翌日に傷口に消毒と問題が無ければ７～１０日後に糸を抜きます。

健康的な食生活を維持するためには、80歳になっても自分の歯を20本以上保つことが推奨されています。しかし、現状では80歳の平均歯数は13.9本、20本以上の歯を保っている人の割合は38.3％（平成23年歯科疾患実態調査）と、目標を達成している人は半数を下回っています。日本人の平均寿命が延びる一方で、歯の寿命も延ばすことが課題となっている状況です。ハンドピース

肥満や糖尿病など歯周病の発症や悪化に関わる病気を予防・改善するとともに、生活習慣に潜む危険因子を減らすことが重要です。
歯周病は、口腔内の環境のほか、食習慣や喫煙、睡眠、ストレスなどとも関係が深く、これら生活習慣の改善によって予防することができます。歯科用タービン

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